京都にまつわる様々な情報

京都にまつわる様々な情報

 

京都のお話 vol.129

いけず石

京都市内の街中で住宅敷地の角に設置されている事が多い

細い路地が多い京都の路地を通る車から家を守る自衛手段

京言葉で「い↓け↑ず↓(矢印は発音時の音程の高さを表す)」とは「意地悪」のこと。
この石は主に家の敷地道路側に置かれており、それ以上内側を車が通れないようにする意地悪な石であることから、このように呼ばれているのだと思われるが、その語源は定かではない。
特に京都の路地は非常に狭いために、車で通るには難易度が高く、敷地面積ぎりぎりまで家を建てていている京都の街の家の場合、頻繁に車が家の壁を擦るなどの事故が生じてしまう。そこで家の角に置いて家を守る、自衛手段として普及した。
下手くそが敷地内に入れば、敷地内に置かれている「いけず石」がそれ以上車の侵入を防ぐ事になる。
その際には侵入した車に傷が付いてしまうが、そもそも「いけず石」は敷地内にある以上、運転手は家主を責めることができず、誰にも文句を言いに行ったりはしない。
結果として、家は無傷を保つ事ができ、相手の車は傷が付くが、そのまま勝手に走り去っていく。従って、家主も面な事に直接関わらずに済む。

京都のお話 vol.128

京都のイメージカラー

RGB(R:119 G:047 B:109), CMYK(C:40 M:80 Y:00 K:40),
Webカラー[Hex triplet](#772F6D)

京都のイメージカラーは紫色

1位:紫色(46票) 浮かんだイメージの理由として…上品さやおしゃれ感、サンガFC(サッカー)
2位:緑色(30票) 浮かんだイメージの理由として…抹茶、緑茶
3位:茶色(20票) 浮かんだイメージの理由として…昔の木の感じ

京紫(きょうむらさき)とは、京都で染めた紫の意で、赤みがかった紫色のことです。
古(いにしえ)から伝わる正統的な紫根染(しこんぞめ)の紫色であり、『江戸紫(えどむらさき)』に対して付けられた色名です。
また、京紫が伝統的な紫を受け継ぐ色ということで『古代紫(こだいむらさき)』と呼ばれ、江戸紫が江戸時代、当時の今風の色なので『今紫(いまむらさき)』とも呼ばれました。
ちなみに、同じ色とされている京紫と古代紫ですが、実際は京紫のほうが古代紫よりも鮮やかで明るい色になります。
古くからの都である京では「雅(みやび)」なものが好まれ、新興都市の江戸では「活気」があるものが好まれました。
そういった両都市の性質が紫色の色みにも現れており、江戸紫は青みの紫色で「力強い活気」をあらわすのに対して、京紫は紅みの強い紫色で「優雅さ」を表しています。

京都のお話 vol.127

「夜の伏見稲荷大社」はなぜ外国人に人気なのか?

〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩直ぐ (京都駅より5分)

京都の夜景を存分に堪能できる絶景スポット

寺社仏閣が多数存在する京都なのですが、【今日は「寺」だけ。】【今日は「仏閣」のみに。】と1日で片方ずつに拝観先を絞って2日で分割したとしても、寺社仏閣をたった1日だけで『回り切る』のはまずもって困難な話である位に存在する数は膨大です。
ただ「数があるだけでなく」「テーマを決めるだけでコースが組めるほどの数がある」ので、それぞれの歴史もかなり深く、ご覧の皆さんが観たいところは様々だと思われますが、京都では一部の寺社仏閣を除き大半が夕方4時~5時頃で入場が終了となる為、観たいところを回りつくすの為には朝から「効率よく」動いたとしてもかなり余裕を持った日数設定が必要となるという大変なジレンマが付きまといます。
夕方に入場可能な「特別夜間拝観」を期間限定で行っている一部の寺社仏閣は除きますが、無数の寺社仏閣が存在する交通渋滞が日常茶飯事の京都市内では、たった1日や2日間で目的の寺社仏閣を上手に回り切る等という事はかなりの土地勘を持っている地元の人間ですら、数が増えれば増えるほどにまずもって難しい作業になります。
そこで…観光に来る外国人の方々も観光での【効率】を考えるようで…。
夜間拝観の期間に関わらず24時間出入りが可能な神社である「伏見稲荷大社」はとても人気のスポットです。
理由として、ほとんどの外国人旅行者が入手している滞在期間利用可能な新幹線を含むJR各線乗り放題の周遊パスが使えるので、JR移動が可能なの稲荷駅で下車すれば目の前に「伏見稲荷大社」の入り口が有り、全く迷わなくて済むこと。
さらに24時間出入り自由なので、他の観光地を先に巡ることが可能。
また、ココには世界的に有名で、視覚的に幻想的な千本鳥居も有る。
一番の目玉と考えられるのは【奥の院】と呼ばれる裏山を登ると、頂上から京都市内を一望できる絶景を見下ろすことができる為か、どうやらとても人気が高い様子です。
もちろん、夜間の登頂の危険性が有るので、登頂の判断については自己責任となるのですが、京都市内の夜景を見る為に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

京都のお話 vol.126

京都の気候は変化が激しい

京都市内全域

京都市内は熱しやすく冷めやすい

晴れた日中には【盆地内も周囲の山も熱せられ、山の部分で上昇気流が発生。その熱が盆地上空へ回り込み下降する。】という循環が発生します。盆地の中だけで熱がこもる状態です。
晴れた夜間には、【周囲の山で冷えた空気は重いために、盆地内にたまる】のでよく冷えます。
概して京都市内は内陸にある為、山の特徴も持ち合わせています。
山に近い為に天候が変化しやすく、限られたエリアだけの「にわか雨」や「夕立」もよくあります。
京都市内の夏は盆地の為湿度が高くがうだるように暑くなり、冬には湿度が逃げない為にひどく底冷えするのはこの理由からです。

京都のお話 vol.125

京都は喫茶店が多い街

京都市内各処

京都は「コーヒーの消費量ランキング」日本1位

京都に住んでいると案外気付かないのですが、いざ県外に出た時にふと思うのが…「なぜこんなに喫茶店が少ないのだろうか?」と不思議に思ったものです…。
その理由は2006年『DIME』18号にて取り上げられた「コーヒーの消費量のランキング」で京都は1位(2位奈良、3位広島)に輝いてるからだと思います。 昔より生活習慣の中に「コーヒーを戴くひと時を過ごす習慣」が自然に溶け込んでいるのであれば、街中に喫茶店が多いのも納得できる話です。
比較的喫茶店の多い名古屋で小倉トーストや、あんかけスパゲティー等の付け合わせとしてコーヒーがメニューに並ぶ(食べ物に重きが置かれている)文化、東京の有名なチェーン店でイタリア風に立ち飲みでコーヒーをたしなむ欧化した男女でひしめき合っていたり、通勤途中のわずかな時間でコーヒーを飲む姿はコーヒーを飲むことが生活の習慣になっている証拠であり、この意味で確かに東京人はコーヒーをよく飲んでいるかも知れませんが、けして寛ぐ(くつろぐ)ことができる「コーヒーサロン」のような雰囲気ではありません。
普段から京都人は珈琲と共に過ごす文化に慣れ親しんでいるからこそ、普通に考えれば儲からなさそうなスーパーの中に挽いた豆も併売するカウンター式のコーヒースタンドがテナントとして入っていて、本格的な珈琲サロンが設営され、おじさまもおばさまも含めて皆年齢を問わずにそこへ次々と地元の方が訪れて利用している風景は京都では日常の事なのです。

京都のお話 vol.124

JR「梅小路京都西駅」開業

〒600-8835 京都市下京区観喜寺町56-3
アクセス:JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」下車

「梅小路公園」に直結!緑豊かな憩いのスポットには見どころ満載

2019年3月16日(土)より、JR山陰本線(嵯峨野線)に「梅小路京都西駅」(以下、「新駅」)が開業しました!
「京都駅」から1駅約3分に位置しており、このエリアは現在2020年のオリンピック開催に向けてホテルや商業施設のオープンラッシュが続く大変にぎやかなスポットです♪
駅名にもなっている「梅小路」を代表するスポットは、平成7年(1995)に開園した、面積13.7ヘクタールの都市公園です。
「芝生広場」や「河原遊び場」、懐かしい市電を利用したショップやカフェもあって地元の方の憩いの場となっています。
毎月第1土曜日には「梅小路公園 手作り市」(9時~16時 ※1月・5月は休み)が開催され、さまざまな作り手さんと交流できます
また、平成28年(2016)に開業した鉄道の総合博物館にも見どころがいっぱい!
新幹線から蒸気機関車までなんと53両の実物が展示されています。
扇形車庫は、現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りで国の重要文化財です。
他に、約1/80スケールで展示されている「鉄道ジオラマ」や、JR京都線を走る列車や新幹線などが行き交う様子を眺められる“鉄道ビューポイント”の「スカイテラス」など♪ 子どもはもちろん、大人も楽しめる展示が盛りだくさんです。
今迄は京都駅からのシャトルバスか、徒歩での往復を余儀なくされていましたが、これからは新駅から徒歩7分ほどでたどり着く事ができるようになった“水と共につながる、いのち。”をコンセプトにした京都水族館へも手軽に行けるようになりました!
国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」をはじめ、京の川・海に生きるいきものたちやペンギン、クラゲなど、約250種・総数15,000点が12エリアに分けて展示されています。
京都の海をまるごと再現した「京の海」大水槽は、ブルーの照明に照らされた水槽の中で悠々と泳ぐ魚たちがとても幻想的です、 イルカスタジアムでのハンドウイルカによるパフォーマンスも是非お見逃しなく!!

京都のお話 vol.123

緑と朱色のコントラスト

〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
北野天満宮
電話番号:075-461-0005
アクセス:京福電車「白梅町駅」、市バス「北野天満宮前」下車

鶯橋(うぐいすばし)

学問の神様である「北野天満宮」の境内西側にある紙屋川に沿って天正年間に豊臣秀吉が洛中の防衛と水防のため築いたとされる土塁「御土居(おどい)」の一部が現存しており、例年紅葉と新緑の時期に特別公開されています。
御土居のハイライトといえるのが紙屋川に架かる朱色の「鶯橋」です。
紅葉の時期がとても素晴らしいのですが、新緑の時期の緑と朱の色のコントラストは色鮮やかで美しく、紙屋川の水音も実に耳に爽やかです。
「鶯橋」周辺は紅葉の季節になると、北野川に架かる真っ赤な欄干が周りの真っ赤な紅葉と相まって、強烈なインパクトを与えてくれます。
回廊沿いをゆっくりと歩き、ライトアップされた紅葉を愛でつつ、晩秋に最高の思い出作りを行ってください。

京都のお話 vol.122

木屋町の歴史

木屋町は京都の盛り場で、数多くの飲食店が建ち並びます。
祇園には高級飲食店が多いのに比べ、木屋町にはリーズナブルなお店が多く、若者の姿が目立ちます。

材木問屋の町

木屋町通りが盛り場になったのは古く、江戸時代にはすでに多くの店が建ち並びました。
その理由は通りの名前の由来とも関係しています。
京都の材木問屋が材料を仕入れるには、幾つかルートがありましたが、その中の一つに大堰川(桂川)に集積された材が三条通りの川を利用して運ばれ、そして現在の木屋町通りにある材木問屋に運ばれました。そのため当時の木屋町通りは文字通り、材木問屋の町として栄え、それを目当てとした飲食店が多くなったのです。
三条通りの川を利用する、と言うと不思議に思われる方もいると思いますが、江戸時代には三条通沿いに大きな川が流れ、それを利用して材木を運んでいました。その名残で今でも三条通には材木店が多く、川も流量は少ないですが、今でも流れています。
木屋町を語る上で外せないのが、高瀬川です。江戸時代初期に角倉了以・素庵父子によって、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開削された運河です。 慶長19年(1614年)開削から大正9年(1920年)までの約300年間京都・伏見間の水運に用いられました。
鴨川の水を導いて、二条に始まり伏見と三栖浜にいたり、淀川の三十国船に連携し、大阪と京を結ぶ経済の大動脈でした。高瀬川の長さは京都伏見間、凡そ10キロメートルです。五条から南は昔の農耕用水路を拡張利用した関係でかなり曲がりくねった流路となり、ほぼ中間点で鴨川を横断(水平交差)している形となりました。
高瀬川は川幅も狭まり水深も浅いが昔は川幅も約8メートルで水深も水量も多く深さも30センチ以上ありました。川岸は炭屋と材木屋とその倉庫が多く、あとは大名屋敷でした。
そしてその間に現在二条の南に唯一残されている舟入と同じ様なものが、四条まで等間隔に九つ設けられて荷物の積み卸しや船の方向転換の場所となっていました。高瀬川には幾つもの橋が架けられましたが、いずれの橋も高瀬舟が通りやすくするために、高いところを渡るようになっていました。
明治28年には二条と五条の間をチンチン電車が通るようにもなりました。

京都のお話 vol.121

狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)

〒606-8156 京都府京都市左京区一乗寺松原町6
市バス「一乗寺下り松町」より徒歩約10分
拝観時間:9:00~16:00

スポーツ選手に信仰されている(た?)パワースポット

不動明王は悪霊・難病退散や交通安全にも霊験あらたかとされ、タヌキが『他を抜く』というところから多くのスポーツ選手や芸能人からも信仰を集めてます。
享保3(1718)年に建立されたと言われる本殿は御本尊が安置されており、建物の外見が「清水の舞台と瓜二つ」なのです。
なぜ似ているのかというと…清水の舞台と同じ懸崖造り(けんがいづくり)で建てられている為で、御本尊が安置されている洞窟を囲むような形で建てられています。
250段ある石段を登り切ると、京都市内が一望できるほどの大変美しい眺望の本殿へ辿り着ことができます。
この本殿へと行こうと思ったところにたどり着くとすぐ目に飛び込んでくるのは1985年に阪神タイガースが日本一になった伝説のシーズンの記念碑なのですが現在の阪神タイガースは他の場所へ祈願に行ってしまっています…。
かつてはスポーツ選手からの信仰も厚かった様子でしっかりそのご利益も有る様でした。