京都にまつわる様々な情報

京都にまつわる様々な情報

 

京都のお話 vol.158

「はんなり」の使い方

京都で使われる言葉

「明るく上品ではなやかなさま」という意味の言葉

京都では「はんなりした人」や「はんなりとした味」というように使います。
接続詞の「と」は付けても付けなくても使用可能ですので、「と」を付けずに利用する人が多い傾向にあります。

語源についてはいくつかの所説がありますが、「華あり(はなあり)」が変化し「はんなり」になったという説が有力です。
「華(はな)」は「はなやか」や「あでやか」という意味を持っている言葉なので、「華あり」は意味的にも「はんなり」の元になった言葉としてしっくりきます。
また、「華」は「花」という漢字の元になった漢字です。
これらようにある漢字の元になった漢字のことを「本字(ほんじ)」といいます。
「華あり」が「はんなり」の語源であることや、「華」が「花」の本字であると知っていたりすると、京都について沢山の事柄をご存じの舞妓(まいこ)さんや芸子さんとお会いした際にも話が弾むかも知れません。

<例文>

京都で出会った舞妓さんは、はんなりとした笑顔がとても素敵な人だった。


京都出身の友人は、はんなりとした口調が印象的で、一緒にいるとホッとする。


行きつけの喫茶店は、はんなりした味のお汁粉が美味しいお店である。

京都のお話 vol.157

「ほっこり」の使い方

他県と少し異なる意味を持つ京言葉

身体は疲れているけれど心は充足している状態

京都では物理的に暖かい様子だけでなく、「身体は疲れているけれど心は充足している状態」などを表すときにも「ほっこり」という言葉が使われます。例えば、しんどい仕事を終えて一息ついたときなどに「ほっこりした」と表現します。
京都で使われる場合は少しだけ意味が異なるので、京都へお越しの際に「ほっこり」を使う場合はご注意を。

<例文>

~ほかほかと暖かい~

僕の好物はほっこりとした焼き芋である。

~京都~

ほっこりしたから喫茶店に入ろう。
仕事を終えて家に帰り、ほっこりとした。

京都のお話 vol.156

京和紙

〒604-0066 京都市中京区薬屋町593番地 スガビル1階
体験会場:株式会社和詩倶楽部 本社1階

体験料金:一人500円(税別)

電話番号:075-213-1477(午前10時~午後6時まで)

予約可能日:火曜日~日曜日(月曜日は機械のメンテナンスのためお休み)
※月曜日が祝日の場合は紙漉き体験実施
※夏期休業中及び年末年始は紙漉き(かみすき)体験はお休み
※メンテナンスなど、予告なく紙漉き体験を休止することあり
※2日前の18時までに予約必須

予約受付時間:
・10:00~11:00
・13:00~14:00
・15:00~16:00
・17:00~18:00
(1回の体験時間は約1時間)

楮(こうぞ)の和紙

楮(こうぞ:くわ科の落葉低木。春、淡黄緑色の花が穂状に咲き、実は六月ごろ熟して赤く、甘くなる。樹皮は和紙原料となる。)はとても丈夫であったため、重要な文書や書籍など、長期間の保存を必要とされたものに多く用いられてきました。
紙漉きの歴史はとても長く、もとは中国から伝来した製紙法から発展し、平安初期には、独自の製紙法で作った和紙が生まれたといわれています。
和詩倶楽部の紙漉き体験では、原料の楮を使用し、A4サイズまたは色紙サイズの簀桁(すけた)を使って和紙を漉き、漉いた和紙に色つけや文字、絵を描いたりもでき、世界にたった一枚だけのオリジナルの作品が作れるそうです。(ホームページより引用)
簡単な作業で出来上がるのでお子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方に楽しんで紙漉きを行い、仕上げた和紙はご自身で作られる自作のランプシェードとして、結婚式のサプライズで漉いた紙に手紙を書いて両親に渡すため、などなど様々な用途に使えるのではないでしょうか。

京都のお話 vol.155

清水寺の七不思議[~後編~]

〒605-0862 京都府京都市東山区清水294
JR京都駅から
  ●京都市交通局(市バス) 206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
               100系統 清水寺祇園 銀閣寺ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分
  ●京都バス         18系統 大原ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分
   ~京都バスは、土・休日のみ運行~

阪急電鉄 河原町駅(四条河原町)
京阪電鉄 祇園四条駅から
  ●京都市交通局(市バス) 207系統 東福寺・九条車庫ゆき
   で、清水道下車、徒歩10分
  ●京阪バス        83・85・87・88系統 など
   で、清水道または五条坂下車、徒歩10分

京阪電鉄 清水五条駅から
  ●約徒歩25分

京阪電鉄 七条駅から
  ●京都市交通局(市バス) 206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
               100系統 清水寺祇園 銀閣寺ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分

清水寺の七不思議[5~7]

5.西門の石段を下がったところにある灯篭の正面に虎が彫刻されており、どこから見てもその虎と目が合う「八方睨みの虎」がある。虎を得意とする絵師「岸駒(がんく)」により、江戸時代後期に作られた。あまりにも見事な彫り絵だった為、「この虎が夜な夜なこの灯篭から抜け出し、池の水を飲みに行くのだ」とそんな言い伝えが残ったと言われている。

6.朝倉堂の前に一尺七寸(約50cm)という非常に大きな足型が刻まれた石が鎮座。大きい為に足形を弁慶のものとする説がはじめは有力だった。平家の武将・平景清(たいらのかげきよ)のものとする説も一時は出たのだが、実は違う。
これはお釈迦様の両足を模った(かたどった)もので、いわゆる仏足石と呼ばれるもの。拝めばどんな大罪や穢れも消滅すると伝えられ、足腰に不自由のある方が、足形を撫でた手で足腰の痛い箇所を擦ると治るという言い伝えがある。

7.樹齢400年のケヤキの大木を用いて建設。錆による腐食を防ぐ為に釘を一切使わず組立てられた大舞台は、一度組んだら決して外れない。この手法を「地獄組み」と言うのだそう。舞台部分は雨ざらしになるので水はけが良くなる様に緩い傾斜が付けられている。当時の日本の高い技術力を誇る歴史的建築物。 それなのに「いつ」・「何のために」造られたのか?どんな逸話があるのか?など沢山の諸説があり、多くの謎は未だ残ったままである。「清水の舞台から飛び降りる」という決死の覚悟は有名な言葉だが、飛び降りて命があれば大願成就するという庶民信仰、若い女性が傘を開いて飛び降りる、これが成功すれば恋愛成就、失敗しても極楽浄土が待っている。という様に様々な言い伝え等があり、昔は多くの人が実際に飛び降りたのだそう。その他にも多くの話が伝えられている不思議な場所である。

京都のお話 vol.154

清水寺の七不思議[~前編~]

〒605-0862 京都府京都市東山区清水294
JR京都駅から
  ●京都市交通局(市バス) 206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
               100系統 清水寺祇園 銀閣寺ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分
  ●京都バス(土・休日のみ運行)
                18系統 大原ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分

阪急電鉄 河原町駅(四条河原町)
京阪電鉄 祇園四条駅から
  ●京都市交通局(市バス) 207系統 東福寺・九条車庫ゆき
   で、清水道下車、徒歩10分

  ●京阪バス        83・85・87・88系統 など
   で、清水道または五条坂下車、徒歩10分

京阪電鉄 清水五条駅から
  ●約徒歩25分

京阪電鉄 七条駅から
  ●京都市交通局(市バス) 206系統 東山通北大路バスターミナルゆき
               100系統 清水寺祇園 銀閣寺ゆき
   で、五条坂下車、徒歩10分

清水寺の七不思議[1~4]

1.通常神社にある狛犬は口を開いた阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の姿が有るのが通例だが、清水寺奥にある地主神社には門前に両方とも口をあんぐりと開けている阿形(あぎょう)同士の狛犬が一対置かれてる。「阿」は宇宙や万物の始まり、「吽」は宇宙や万物の終わりという意味。と言われている。

2.仁王門(赤門とも呼ばれ重要文化財)の右側端をよく見ると、指でくりぬいたような穴が開いており、表側と、門を潜り抜けた裏側にもある。
誰かが片方に耳をあてて待ち、もう片方を他の誰かが叩くと「カンカン」と透き通った音が聞こえて来る。なぜ作られ、このように澄んだ音色が聞こえるのか、その用途も全てが謎。

3.仁王門左手にある桃山様式で建築された美しい鐘楼は本来4本の丸柱で支えるところだが6本柱になっている。梵鐘が通常より大きく重い為、それを支えるのに柱を増やしたとの事。鐘楼としては珍しい建て方である。これを「四方転び」と言い、柱は内側に向けて斜めに建てられていて大きな鐘をしっかりと支えられるように頑丈な設計となっている。

4.重要文化財でもあり日本最大級を誇る清水寺の三重塔。塔の四隅には通常「鬼瓦」が設置されるが、なぜか東南角だけは「龍」が飾られている。鬼瓦は厄払いの意味を持ち、龍は水神であることから火除けの意味がある。
実は京の都全体をに目を向けると、京都で一番標高の高い西北の愛宕山に、火伏の神が鎮座しており、都を火災から守っていたと伝えられている。しかし正反対の東南に守り神がいない為、最大級でもある三重塔の東南角に龍を配し、火除けとしたとされた。
知らずに訪れると、全ての階層の東南だけ屋根の鬼瓦が龍になっている事に驚く人もいる。
===[~後編~]へ続く===

京都のお話 vol.153

たらたら坂

604-8036 京都府京都市中京区石橋町5-1
市バス 河原町三条下車徒歩5分

ぬかるみ防止の高低差

新京極の中へ入り、途中で南へ向かい三条通りから寺町通りへと抜ける時に大きな高低差がある坂があります。
この大きな高低差が生じた理由は鴨川にあります。寺町通は1000年以上の歴史がある通りで、平安京の東の端にあたりました。
当時の新京極通の場所は、鴨川の河原だったのです。元は、寺町通よりも低い位置にありました。
1590年(天正18年)に豊臣秀吉が三条大橋を作ったとき、三条通を寺町通から橋まで延長させましたが、この時に、河原を通る部分がぬかるまないように三条通をまっすぐに作ったのです。
この時点で、三条通と河原の高さがズレてしまいました。
時は流れ1872年(明治5年)に京都府により、河原だったところへ新京極通が誕生しました。この際に、高低差をカバーするため現在のような坂道(通称:「たらたら坂」)が出来たという訳です。

京都のお話 vol.152

六角堂が楽しめるスタバ

〒604-8134 京都府京都市中京区堂之前町254
烏丸御池駅/5番出口(京都市営地下鉄烏丸線、京都市営地下鉄東西線) 徒歩3分
烏丸御池駅/6番出口(京都市営地下鉄烏丸線、京都市営地下鉄東西線) 徒歩4分
烏丸御池駅/4-2番出口(京都市営地下鉄烏丸線、京都市営地下鉄東西線) 徒歩6分
◆六角堂の裏(烏丸通り沿い)…池坊会館1F
◆バス停「烏丸三条」そば

☆営業時間 月~金: 07:00~22:00
      土日祝: 08:00~22:00
☆定休日  不定休

窓から六角堂、片手に珈琲

スターバックスコーヒー「京都烏丸六角店」は店内の窓から六角堂を眺めつつスタバの珈琲を楽しめるおすす目のリラックススポット。
隣接している為、「ほんの少しだけ観光地が見える」等の程度ではなく、窓から見える景色の全面が六角堂という贅沢なまさに絶景は京都ならではのお勧めできる立地のくつろぎ空間です。
京都へお越しの際には一度お立ち寄りを。

京都のお話 vol.151

同じ畳数なのに広さが違う

京 間(畳/縦 191.0cm× 横 95.5cm)×6帖=10.9443平米
中京間(畳/縦 182.0cm× 横 91.0cm)×6帖= 9.9372平米
江戸間(畳/縦 176.0cm× 横 87.8cm)×6帖= 9.2716平米
団地間(畳/縦 170.0cm× 横 85.0cm)×6帖= 8.67 平米

京間と団地間の違い

京都に住んでいた人間が東京へ上京し、関東で物件探しを行うとほとんどが「あれ?なんだか少し狭いかも知れないかな?」と疑問に思うことが有る。その覚えた違和感はとても正しい。
たとえ物件に「6畳」と表記されていて、確かに部屋に畳は6枚敷き詰められていても、理由は作られている畳の大きさが地域によって異なるからである。
全国畳産業振興会によると「畳の大きさは、実は地域によって異なる」のだそう。
最も大きなサイズは『京間』と呼ばれるサイズで、京都で用いられる畳。
だから、京都から地方へ移り住もうとすると、平米で考えないと、部屋に入った時に大きな違和感を覚えてしまう。また、地方から京都に来られると、畳の部屋は予想よりも少しばかり広く感じる事だろう。
上記の一覧から計算すると…。京間の「6帖」と団地間の「8帖」はさほど変わらない広さだから、部屋に入って違和感を覚えるのも無理はない。